長い連休中に頼んであった 差動赤外線センサを付けてみた。
これにカバーを付けて完成。所定の配線をして動作はしているようだ。ただ当初の目的であった Auto Bed Leveling としては動いていない。A5 のベッドのコーティングが原因のようだ。Samuael さんの設定を試してみたがダメだった。
何となくオブジェ化してしまった気がする。気を取り直して設定を続ける。現在はMarlinベースのカスタムファーム 1.1.8Cを使っている。MKSのLCDケーブルを外してからIDE で書き込むだけだ。最後にシリアルモニターを起動してM502とM500を打つ。工場出荷状態に初期化してEEPROMに書き込んでいる。
次に折角カスタムファームなので、MESH Bed Leveling を行います。同じGコードを何回も打つ事になるので、Pronterface をダウンロードした方が楽になるかもしれない。textbox がクリアされないので、send を何回も実行できて便利です。他に用意するのは 0.15 とか 0.2 mmのシックネスゲージ。
最初に G29 S1 で レベリングをスタートさせます。次にゲージを刺して隙間を確認します。高さ調整は、G1 Z0.3 とか G1 Z-0.3 とかで調整します。OKであれば次のポイントに進みます。G29 S2 。打った瞬間に補正値を記録してから次のポイントに移動します。ホームポイントに戻るまで以上の作業を繰り返します。最後に M500 を打って保存します。
実際に補正値を使うのは簡単です。Cura であればプリンタ設定の Start Gcode の最後にM117 Printing が在るかと思います。その前に、M420 S1 を入れるだけです。早速印刷してみると以前より綺麗に印刷されました。
ピカピカ光って機能しているように見えますが飾りです。
ところで、大先生のページを覗いていたら補正方法について書かれていました。早速確認してみると50mm に対して50.5mm と少しずれています。私のXYは、80step/1mm と設定されています。どうも 0.04 step に対して 0.1mm ずれるようです。そこで、M420 S1 の前に M92 X78.00 Y78.4 を入れて印刷してみました。Set Axis Step-per-unit となっていてConfigの中では XYZE が指定されています。
M92 の効果は大きいですね。縦横ぴったりとなりました。ぴったりするまで多くの屍をつくりました。
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